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NIPTを受けることができる妊娠週数は?いつからいつまで受けられる?

出生前診断の1つであるNIPTは2013年に日本で開始されてから検査数は増加傾向にあります。採血を行うだけで胎児の疾患の検査ができるので、手軽に検査を行うことができ、母子ともにリスクや負担がなく出生前診断を受けることができます。

産まれてくる赤ちゃんに疾患がないか、不安に思う妊婦さんの中には早く検査を受けたいと考えている人もいるかと思いますが、NIPTとはいったいいつからいつまでの間に検査を受けることができるのでしょうか。また、いつまでに受けるとよいのでしょうか?

いつからNIPTを受けることができる?

NIPTは妊娠週数10週から受けることができます。 母親の血液には胎児のDNAも含まれており、NIPTは母親の採血をすることによって胎児のDNAを調べるという検査の方法です。

妊娠10週よりも早い週数だと検査に必要な胎児のDNAの量が母親の血液中に含まれていないため、10週以降に受けることを勧めている病院が多いです。 しかし病院によっては10週以前の早期のNIPTを受けることができるところもあります。

いつまでNIPTを受けることができるか

NIPTはいつまでに受けなければならないという決まりはありませんが病院ごとに受けることができる週数をいつまでと決めている場合があります。 NIPTは結果で陽性・陰性が変わりますが「陽性=可能性が高い」「陰性=可能性が低い」ということを示しており陽性だからといって確定診断ではありません。 検査で陽性が出た場合には確定的検査である羊水検査や絨毛検査を追加で受けることになります。

NIPTの検査の結果によっては追加で確定的検査が必要になることやその検査結果によって妊娠を継続するかの選択を迫られる可能性もあるということを考えるとあまり遅い週数で受けることはお勧めできません。

そのため病院によってはNIPT検査を受けることができる週数を定めているところもあり、定めているところは大体15週頃までに受けることを勧めている病院が多いようです。

検査をすぐに受けられるか

検査をすぐに受けられるかは病院によって様々です。すぐに検査の予約が取れることもあれば、なかなか予約が取れないこともあります。

また、NIPTを行うかどうかの判断はカウンセリングを受けたうえで決定する必要があります。カウンセリングを受けたうえで検査をするため、最初に病院を受診してから検査に至るまでに時間がかかることもあります。

このようなことをふまえたうえでどこの病院でNIPTの検査を受けたいか早めに検討しておくことが大切です。