妊娠を考えている人・妊娠した人が受けるかどうか悩むのが出生前診断ですが、出生前診断にはいくつかの種類があります。
ここでは出生前診断にはどのような種類があるのか、それぞれの違いについても説明していきます。
出生前診断とは
出生前診断とは赤ちゃんが産まれる前・妊娠中に検査を行うことによって赤ちゃんに疾患がないかを調べることができる検査のことをさします。
出生前診断は確定検査と呼ばれるものと非確定検査と呼ばれるものに分けられ、非確定検査を受けて陽性・異常ありとなった場合には確定検査を受ける必要があります。
出生前診断の種類
それとは別に胎児の形態の異常を調べる超音波検査は精密超音波検査といい、病院によっては胎児スクリーニング・胎児エコー・胎児ドッグと呼ばれます。全員の妊婦が受ける必要はなく、妊婦が希望した場合に受けられます。無脳症や心臓病、口唇口蓋裂などの先天奇形や形態異常を調べることができます。
エコーの計測結果によってダウン症などの染色体異常症の可能性があるかを調べることもできますが、あくまで可能性であるため非確定検査にあたります。
検出率は約80%で採血を行うだけなのでリスクはありませんがこれも非確定検査にあたります。